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2014年11月

私のカレは死んでいる。 Flag7.5+α 感想

kareshi

■タイトル:私のカレは死んでいる。
■制作:アオイサクラ
■ジャンル:女性向け心霊アドベンチャー
■ツール: ティラノスクリプト
■区分:12歳以上対象

<―ー始めよう、デッドエンドの続きを。>

続編もので現在全21章中Flag7.5-Dまで実装されています。
実はボイス未実装時代に確か…Flag5までぐらいの時だったかなプレイした事があって
以降は続編待ちで完結したら感想書こうかなー…と思っていたのですが
ガマンしきれず感想を書きます。

【シナリオ】
霊能力者の家系の主人公がある日”記憶喪失”の幽霊と出会い
運命の人という手がかりを元に主人公の霊能力でカレの記憶を取り戻していこう
と、大雑把に言うとそんな話です。
幽霊を題材とした作品は数多あれど、この作品はその”記憶喪失の幽霊”が
4人分の記憶を併せ持っているという、謂わば多重人格状態な所が最大の特徴で面白いところです。
4人の内の誰と行動するか、誰の記憶を解明していくかでルート決定はするのですが
自分は今回大仏さんルートよりの選択肢を選び他のキャラに関しては
完成版が出たら改めてプレイする予定です。
なので、他のキャラの展開がどんなものかは知りません。
作品の前提に”幽霊”があり、それは即ち”死”と直結する訳で…
大仏さんの場合はその上”軍人・戦争”がキーワードとして追加されるのだから
その話の内容は重いです。
ただ、重いだけではなく”運命の人”に絡む切なさもあるので
これから主人公と大仏さんはどうなるのかと先が気になって仕方ありません。
主人公への想いに差はつけたくないけれど、過去現在置いておいて大仏さんが一番りんねに関する
想い入れが強そうです(それが例え執着であれ過去の幻影であれ)

大仏さん以外では蓮くんが気になっているので、彼のルートも今後プレイしてみたいです。

【イラスト】
癖があるけれど、いい意味で個性的
可愛くて好みの絵柄です。
塗りも綺麗なのでフリーゲームでこのクォリティは嬉しいです。
立ち絵の差分が豊富で、細かい表情の使い分けや1度しか使われてないんじゃないか
という物まであり、制作者様のこだわりが見えます。
キャラのポーズごとの差分もパターンがあり、そのポーズがまた生き生きしているので
基本紙芝居のノベルゲームだけれど動的であり場面を容易に思い浮かべることができ
物語に引き込まれる一因にもなっています。
大仏さんの制帽を目深に被って笑っている表情がどこか自嘲的ながらも切なげで好きです。

【システム】
バージョンアップごとの改良に、快適さが増しています。
Flag5の時は選択肢でセーブ出来ないバックログは出来ないとなんとも
惜しいシステム周りだったのですが最新バージョンになってからは
選択肢セーブはオートセーブで対応しバックログにも対応し
その他UIの改善等日に日にティラノスクリプトを最大限に活かしている
作りになっていると思います。
ただスキップがもう少し早いと快適です。
プレイ環境に関しては選択肢が豊富でブラウザ(PC/iPhone)
パッケージ(DL)版Androidアプリ版と手広くユーザーに合った環境が選べるのが魅力です。
個人的にはブラウザだとキャッシュを削除してしまったりするので
DL版の方が安定している感じがしました。
でも最新バージョンになってデータのプリロードが出来るようになったから
以前よりかはブラウザ版でも快適に出来るのかな?と思います。
ゲームの内容面で言えば、好感度・解明度・死亡フラグ(MFD)
の3つのフラグがあるのが特徴的です。
特にMFDフラグに関してはあんまり立てない方が良いらしいのですが
フラグが立っても好感度が高い選択肢もあるので、気にせずにバンバン立ててます。
最後どうなるかちょっと気になるんですが…あまり立てすぎると主人公死にそうで怖い。
おまけはCG鑑賞が出来たりキャラ紹介が見れたり
複数エンドがあるのなら、完成版ではエンドリストもあったらいいな、という希望。

【サウンド】
ボイス未実装時代を体験しているだけに最新バージョンのボイスに
最初は違和感があって、どうも自分の考えていた声と違う…と思っていたのですが
進めていくうちに、あれ?キャラに合っている、むしろこれしかないと思うようになっていきました。
フルボイスではなくパートボイス+汎用ボイスではありますが、
デフォルトだとちゃんと名前で呼んでくれる箇所もあって、嬉しいです。
これから、汎用ボイスだったところもパートボイスに対応していく事もあるのでしょうか
楽しみです。

【総合】
連載形式で、まだまだ先がありますが今公開されているだけでも非常に楽しめる作品です。
同時公開されているキャラ対話型シュミレーションゲームMFDもやると、より作品の世界観が広がり
キャラへの思い入れも本編以上になり、楽しめると思います。
期間限定会話なんかもあって、非常に拘って作っていらっしゃることが分かります。
ここでも私は大仏さんばかり話しかけていますが、新たな萌えを発見できたりして
楽しくてしかたありません。

作者様には完成まで頑張ってもらいたいです。









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