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【ネタバレあり】Rewrite 感想

Rewrite 初回限定版Rewrite 初回限定版
(2011/06/24)
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待ちに待ったRewriteの発売!
今回はKeyの新作というよりかは、
田中ロミオの新作として楽しみでした。
クリアして大分落ち着いてきたので感想を…

その前に推奨攻略順などを。
【小鳥→ルチア→ちはや→静流→朱音】
余程思い入れがない限り、ロックの関係や
流れ的にこの順番の方が楽しめる気がします。
ただまぁ、とりあえず小鳥で世界観掴んで
本筋からはちょっと外れているルチアルートを
早めにプレイすればあとは好きな順にという感じです。

小鳥は3週目ぐらいにプレイしたんですが、
あれは初回向きのシナリオだったと軽く後悔しました…
いつもメインヒロインっぽいのは最後に回してたんですが
ロックの関係もあってか、それが裏目に…
ルチアルートは終盤に行けば行くほどキャラの破綻が目立って、きつくなると思います
序盤ならそんなにキャラは固まらないですし
一番最初にやるのも、変なイメージが固定されてしまう気がするので
2番目ぐらいが妥当だと思います。

それでは改めて感想を
例のごとくネタバレ満載なので、隠します
【キャラクター】

■天王寺 瑚太郎
コタさんの設定にはびっくらこいた
まさかこんなに離れてたなんて…!
お調子者で人を食ったような性格ってことで
当初C†Cの太一っぽいイメージをしてたんですが、
当たらかずとも遠からず
瑚太郎の方が何だかより無邪気というか、純粋に感じました
それすらも設定の上だったのかな…と考えたり
とりあえず朱音ルートとTerraのコタさんは輝いてる!

■神戸 小鳥
クリア前最も好きなキャラ、そしてクリア後も好きなキャラ
斎藤千和さんの演技が小鳥の可愛さと癒しに拍車をかけています
モノマネシリーズ好きです。
小鳥さんは誰よりも孤独なんじゃないかと思った…
幸せになってもらいたいねぇ、コタさんに幸せにしてほしい
自ルート以外はほぼ活躍もなく空気に近いので、ちょっと報われないと思ったり…
Terraで更に報われないと思ったり…

■鳳 ちはや
最初はただのツンデレかと思ってたんですが
体験版やってただのアホの子だと分かりました、アホの子ほど可愛いです。
「~です」という口調も好きです、咲夜に似たんでしょうねぇ
ガイヤに染まらず、自分の意思を持ってるところなんかは好感が持てます。
ちはやを思い返してみると、咲夜の印象の方が強すぎて、
どうにもこうにもちはや自身の印象が薄いです、でも好きです。

■中津 静流
クリア前もクリア後も殆ど印象が変わらない安定キャラ
言動がメチャ可愛くて体験版で惚れました
声優さんの力であるところも大きい気がします
静流も好きなキャラなのですが、語るとなると
「可愛い」以外に出てこないのが微妙に辛い…
とりあえず静流さんは可愛いです、癒しです。

■此花 ルチア
ルチアのキャラ自体は嫌いではないんですが、
いかんせんシナリオの方が前に出てすぎていて
どうにもこうにも、微妙な印象なキャラです
可愛いと言えば可愛いんですが…反応がワンパターンというか
デレた時は可愛いと思うんですが、シナリオの終盤を
考えると、あまりにも微妙すぎて…

■千里 朱音
ま、まさか朱音さんが、隠れヘタレだっただなんてっ…!
クリア前は見た目や設定の印象からも割と好きなキャラでした。
シナリオをクリアしてみると…なんというか
仕方ない部分もあるんでしょうけど、
それでもせめて人工来世では、もっと頑張って欲しかった、朱音さん…

■篝
出番が実質Moon、Terraのみなので、
人によって感情移入がしにくいかもしれません
いいキャラなのに勿体無い感じです
ですが、それを差し置いてもコーヒーによって徐々に深まる交流や頭ぶつけられて驚くシーンとか
親和数での赤面するシーンとか可愛くて、一気に惹きこまれました
ダンスシーンも好きです。
髪の短い子で初めて可愛いと思った
地球篝より月篝の方が好きかもしれない

■吉野 晴彦
一般人枠、厨二ワード炸裂
なにか組織的なものに絡むでもなく、日常の象徴なような存在です
吉野に関してもTerraをやると伏線があったりして、
彼の瑚太郎に対する行動にはそんな意味があったのかと、納得したり

「ママン、梨むいてくれよ!」は不覚にも笑ってしまった
吉野節はイマイチ笑いどころがわからないけど、ここだけは笑った。

■鳳 咲夜
先駆者
まさか当初はこんなにも物語に絡んでくるキャラだとは思いませんでした
最初は何だか掴めないキャラではあったんですが、
ちはやルート、Moon、Terraと経ていくうちに彼の生き様に魅せられていくように…
毎回いいとこ取りしてかなりおいしいキャラです、カッコイイ
もしファンディスク的なものがあるのなら、咲夜の過去も見てみたいです。

■江坂 宗源
Terraで最も評価上がった人です
GAGを初め見たときは一体何が起こったのかとビビリました
Terraでの瑚太郎との漫才は好きなシーンの一つです。
彼の最後は感動的だったのに、真っ白になった一枚絵で
燃え尽きたぜ的なアレが頭を過ぎって感動しきれず…勿体無い…
落ち着いていてそれでいて貫禄がある
男性キャラの中でも好きなキャラの一人です。

■西九条 灯火
当初はここまで絡んでくるとは思わなかったPart2
開眼西九条センセー、最初怖かった、違和感ハンパなかったです
Terra終える頃にはそんな違和感吹っ飛びましたけど
この人は若い頃の方が可愛いと思う。
初登場シーンでは既に瑚太郎と対面していたので、
初対面での瑚太郎とのやりとりがどうだったか、気になります。

■今宮 新
まさか当初は…以下略。
ミドウよりよっぽど重要なポジションにいます
訓練校時代はクラスに一人はいそうなヤなヤツっぽいけど
大人になった彼はそれなりに常識的でイイ奴です
トリオ結成が終盤だったのが悔やまれる
もっと見ていたかったです。

■しまこ
ロリ枠。
ドヤ顔がステキです
しまことの交流はもっと欲しかったかも…
朱音ルートの最後泣かされました

■ぎる/ぱに
2ndOPで存在知って、最初なんぞコイツら?!
とビビった記憶があります。
てっきり小鳥ルートに出てくるのかと思いましたが
出てきたのはちはや、静流ルートでした。
ぱに可愛いね、ぱに、癒しだね
ギルもかわいいけど
もうちょっと設定は掘り下げて欲しかったかも。

■ミドウ
当初から公式ページで公開されているキャラで
OPムービーにも意味ありげに登場してるからさぞ重要なキャラと思いきや…
まさかの、1ルートのみ登場
ミドウとは何だったのか…


【シナリオ】

■神戸小鳥…
初回向きシナリオ
井上の経緯、顛末が詳しく書かれてて良かったです
この辺は最初にやってればもっと緊張感あっただろうな、と思いました
個別ルートに入ってから一向、小鳥さん笑顔が少ないです
共通が最高のイチャラブっぷりっというなんとも切ない状態…
でも収穫祭前夜のシーンは好き。
小鳥は一般人だと思ってただけに、魔物と関わりがあった事が驚き
ちびもすが魔物だと言われるまで気付きませんでした
マンモスだのなんだの散々言われてたのに…
ちびもすと麦畑での両親のシーンは、ホロッときた
ああいう展開は弱いです。
結局魔物には、小鳥が知らなかっただけで
感情が宿るものもあると言うことなんでしょうね…
もしくは薄々気づいてたけど認めたくないとか…そう考えると切ない
ぎるぱにが関わったらどうなるんだろう…

終盤の「がんばれっ…」のシーンは
声優担当の斎藤千和さんがいい仕事しています
ラスト瑚太郎が小鳥の所へ向かうシーンで終わってますが、
小鳥と再開する所まで書かれてた方がスッキリした終わりになってたかも
もしくはエンディング後にCG1枚でも足したら、いい感じに…とプレイ後は思いました
うーん、でもライター的それは蛇足だったのかな
あの終わり方でも今は結構納得してます。

■鳳ちはや
ちはやルートだと思ったら咲夜ルートだった…
と思える程咲夜が活躍してます。
シナリオは山場という山場が次から次へと来て、
まだあるのかっ…!と何度か思いました。
飽きさせない作りではあると思いますが、同時に冗長でもあるかも…
戦闘シーンが格段に多い印象です。
その分、恋愛描写はこれでもかってくらい薄いです

教会で咲夜を家族だと叫ぶシーンや、
終盤でのちはや父からのメッセージのシーンが好きです
他のルートに比べて後味がいいエンディングもポイント高いかも。

■中津静流
序盤からいきなり話が飛んで驚きました
てっきり他のルートと同じように
魔物と遭遇した翌週から始まるのかと思いきや…
まさか1ヶ月後から記憶を遡っていく形になるとは思いませんでした。
同棲生活から始まり静流の過去
小鳥を追いかけそして…序盤に戻る形です
小鳥のフォローがあったのが嬉しかった
どうして静流シナリオにロックが掛けてあったのかと思いましたが
シナリオを進め、納得しました
確かに小鳥シナリオを進めてないと意味不明な部分があるかもしれません
静流ルートは、まさに『純愛』だと思います
最後の日記のシーンは演出も含め、切なかったです
ただ若干フォントが読み辛い…
いまみーって新キャラかと思いきや今宮の事だったと、途中で気付きました。
結局人類は消えてしまいましたが、
どこかに両親の記憶を取り戻し、新しい家で暮らす
そんな可能性があってもいいんじゃないかと思いました
一番『Key』っぽいシナリオだった気がします。


■此花ルチア
このシナリオは主軸から唯一離れている気がします
井上には触れられてないし…
その分ヒロインに焦点が当たってるのでその辺は良かったかも。
序盤のホラーは割と怖かったんですが
タネが分かると、ガッカリ感が強いです。
色々なところで言われているキャラ崩壊ですが、
プレイしたのが序盤だったせいか、違和感を感じたものの
飛ばしたいと思う程は気にならなかったです。
ただ、ちはやが時々敬語じゃなくなるのと
瑚太郎がバイトのブログ記事の事を終始『新聞』だと
言っていた所だけはどうしても気になった
インターネット『新聞』だと考えれば納得は出来なくもないですが
他のルートではそんな表現は出てきてないので…
ストーリー全体の流れはいいのに、細かい部分が残念な印象。
あと、コタさんの性格が完全に圭一とバトラだったのは
まぁ、竜騎士だからと思ってスルー気味でした
それでも欲を言えば、もうちょっと他のライターに合わせて欲しかった。
ラスト、20万を犠牲に…って所と最後シェルターでモヤモヤが残りました
一応一生陽の光は見られないとか、シェルター暮らしとか
贖罪っぽいのあるんですが、それでも犠牲者数を考えると
恋人と半ば逃避行気味なのはスッキリしません。
途中気になった点で言えば、一人称か三人称かはハッキリして欲しかったです
瑚太郎の視点の一人称だと思ったら、急に三人称になったり、読んでいてちょっと混乱ました。
批判的意見ばかり書いている気がしますが、
Rewriteの中でも貴重なイチャラブは良かったです。

■千里朱音
「世界の崩壊」まさにそんな印象のシナリオ
地竜戦やオーロラの魔物化など、印象深い戦闘シーンが多いです
高砂戦も良かった、先生に立ち絵と声が欲しいと思った瞬間…
朱音ルートのコタさんは、他のルートよりも目標や意思がしっかりしていて
格好良かったです。

聖女の記憶によって崩壊を招いてしまったこと、
その事自体は朱音に責任を問うのは間違ってるし、
生きているだけで贖罪の意味があることは分かるんですが
その後の人工来世での朱音の態度がなんだかモヤモヤが残ります。
せめて週刊誌後の展開でもいいから、
朱音自身の意思のというか、そんなものを少しでもいいから見せて欲しかった
それだけで、ED直前のモヤモヤは消えたはず
人工来世に移った事が意思なのだとしても、それにしたって薄い気がしますし…
なんだか結局最初から最後まで、ただ流されていっただけの
印象になってしまったのが残念です
朱音さん、嫌いではないんですけどね。

■Moon
Rewriteの世界観がほぼ明らかになるシナリオ
タイトル画面からスタート。
初回プレイじゃ情報量が多すぎて理解し辛かったです
アウロラや庭文明、とか…
Memoryや色んなサイトや掲示板を見てようやく世界観を理解でき気がします。
徐々に打ち解けていく瑚太郎と篝の描写が心温まって好きです
終盤の戦闘シーンはオカ研メンバー集結で熱いものがありました。
咲夜は毎回いいところで登場してきますね。

■Terra
過酷な淘汰から始まる最終シナリオ
序盤でいきなり戦場とか言われるから、てっきり別世界なのかと焦りました
瑚太郎の過去が明らかになり、そして篝を逃がすことによって
これまでの空白期間を脱し、新しい道が開かれます。
月篝の導きによって選択肢が固定されているのはいい演出
始めは周回によって選択肢のロックが外れるんじゃないかと
思ってましたが、そんなことはありませんでした。
ここでの瑚太郎は朱音ルート並に格好良かったです
終始、孤独でありながらも篝の為に奔走していく姿が印象的でした
江坂、今宮、西九条の好感度がアップ

ラスト「おいでませー」のシーンの瑚太郎はどんな姿をしていたんだろう…
小鳥と朱音が気づかないのも違和感ありますし
その辺がちょっと謎です
エンディングで月篝の笑顔が見れて良かったです
孤独な少女はもう孤独ではなくなった、ということで…

【CG】
さすが大手だけあって、クォリティには申し分ないです
樋上いたるさんの原画はリトバスぐらいから安定してきた感じです
Rewriteの方が若干丸みをおびた感じかなぁ…と
今回立ち絵が可愛いのが多くて結構好みです。

CGや背景グラフィックも綺麗
イベントCGでは小鳥の前夜祭のシーン、ちはやのサイクリングシーン
月篝のレジャーシートを広げ可能性を模索しているシーンなどが好きです
淡いタッチで描かれたTerraのエンディングカットも好きです。
背景は今回人物描写が一切ないですが、
描写があった方が異空間での空虚感が更に出るのに…と思いました
相変わらず背景のレベルは高いです
一面に広がる麦畑の背景は綺麗で好きなグラフィックの一つ
今回はGalleryで背景が鑑賞出来るのが地味に嬉しいです。

立ち絵なしの重要キャラが結構多い印象を受けたので
サブキャラにも、もっと立ち絵が欲しかったです
特に井上さんとか、最後の一枚絵に出てきましたが立ち絵として欲しかった
コミカライズ見るとメチャ可愛いし。

【音楽】
今回外注さんメインですけど、
作品の雰囲気を出すのには充分な程で
旅/散花/ニリンソウ/ヒナギクなど印象に残っていて好きな曲です

あと、BGMのボーカル化が多くて嬉しいかったです
恋文・偽らない君へ・CANOEなど
CANOEは聞くだけで、この作品の全てを語ってる気がします
相変わらず麻枝さんはいい曲を書きます。


【システム】
基本システムは揃っていて、
クイックセーブやロードも完備。
セーブデータの移動や削除、コメントの追加が
出来るのは管理するのに便利で嬉しい機能です。

今回は新たに【Memory】が追加
作品内で完遂したQuestや出会った人などを記録しておけるもので、
Friendなんかは作品の内容が補完ができて嬉しいです。
最後オカ研のメンバーの一文に
『オカルト研究会の大切な仲間』と書かれてたのが良かったです。

マッピーは隠しを見つけるのが若干面倒臭く感じたかも
それでも探索していく雰囲気作りはよく出来ていて面白かったです。


【総評】8/10
良作、やって損はないです。
ただどうしても過去作と比べてしまうと若干見劣りしてしまう…
名作!神作!と手放しで褒められるかは微妙なところ。
とは言っても充分に楽しめるし、設定も作りこまれています
日常の中に盛り込まれた伏線など、再プレイして改めて気付かされることも多いです
読み応えもありますし、充分に満足出来る長さです。

良作止まりなのは、どうしても個別を終えてスッキリしない部分があったことと
一部キャラの統一が取れてなかったことが惜しかったな、ということで10点中8点です。
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