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こちゅうの夏 感想

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■制作:夜天地図
■ジャンル:戻らない夏の短編ADV
■ツール:LiveMaker

主人公の樋川りこ(名前変更可)には売れない作家の小比類巻昴と
同学年で学校には行かずバイトで日々を暮らしてるヒロヤ、2人の同居人がいます。
兄妹でも親戚でもない彼ら。
ある日、友人の千帆にそんな2人の話をすると
同居人にもっと恋愛的な意味で目を向けて見ればと勧められます。

対象は”やや乙女向け”と作者様のサイトで仰られてる通り
一見、普通な乙女ゲームのようにも見えますが、作品を最後までプレイすると
乙女ゲームで括ってしまうのは違う、どちらかと言うと一般向けよりな作品だと感じます。

全6種類あるエンドのうち、初回でいくつかのエンドを迎え
それまでのエンドの中で散りばめられた伏線が
真相エンドで回収される、という流れになります。
一つのエンドで終わるなんて勿体無い、全てのエンドを迎えてからこそ価値があります。

正直プレイ当初はここまで重い話になるとは思ってもおらず
普通の乙女ゲーかと思ってました。
日常の何気ない会話一つ一つが実は伏線となっていたりして一度真相を知った後に
最初からプレイしてみるのも面白いです。
よく昴さんが「小比類巻昴は全てを見通す」などと決め台詞っぽく言うのですが
全てを知るとそう言う意味か!と驚かされます。
物語の終盤の流れは反則で、切ないです。
辛いと言うのも生易しいぐらいな目にあってきた主人公ですが
友人の千帆、養護教諭の野方先生と、漸く主人公の事を理解してくれる人達が現れて
本当に良かったと思います。

願わくば、主人公に幸福を。



この作品、もっと広まればいいのになぁ…
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